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身体障害者野球日本代表 世界一連覇に向けて好発進 野球命名の地から発信した「スポーツの力・明日への活力」

15選手が全員出場 寒さに負けない全力プレーで魅了

一気にリードした日本代表は、守りでも内野陣を中心に堅い守りで投手陣を助ける。藤川が3回・4回も続投し、新田高校打線を無失点に抑えた。藤川は3イニング投げ1本の安打も許さない完璧な投球だった。

4イニングを終えたところで、この日の規定である1時間が経過しゲームセット。5−0で日本代表が初陣を飾った。

代表チームとしての初戦を勝利でスタートさせた

この日の松山の平均気温は5℃台。寒さもある中で両チームともそれを吹き飛ばす大きな声とハツラツとしたプレーでスタンドのファンを魅了した。この試合では選手交代を積極的に行い、短い時間ながら15名全員が出場することができた。

山内監督は試合をこう振り返った。

「多くの観客の中で、障害者野球を観ていただき大変良かったです。新田高校女子野球部の皆さんには普段の硬球から軟球に持ち変え、身体障害者野球のルールに合わせてもらうハンデがある中で、良い試合をさせてもらいました。とても感謝しています。

試合ではイニング・時間が決まっていましたので、試合前には選手たちに全員出場予定にしていると伝えていました。もう少し選手交代をして色々と見たいところもありましたが、気がついたらあっという間の試合でしたね」

選手交代を告げる山内監督

日本代表選手は、次回代表選手が集まる予定の7月まで所属チームで活動をしつつ、5月に全国大会が神戸で開催される。

そこではライバルとして真剣勝負を行い、その後は再び日の丸を背負う仲間として、世界を舞台に戦うことになる。

1月からさらに進化した姿で迎え、名古屋で世界一を獲得することをファンは楽しみに待っている。

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