ベイスターズ 躍進の起点になったユニフォーム秘話と率先して行っていた”共創”のスポーツ〜第3期 横浜スポーツビジネススクール 第2回編〜
志を持つ受講者に向けて「まず門を叩いてみてほしい」
約1時間弱の講義終了後、原さんに受講者の方々に伝えたかったことを改めて訊ねた。
「ベイスターズがビジネスとして現状どこのフェーズにいるのか。我々の目指してるものは球場で野球観戦をするにとどまらず、次のステップへ羽ばたいてさらに上を目指してるというのはお伝えしたかったです」
この講座は、スポーツビジネス・エンタメ業界を志す方が受講している。ここで学んだ経験を活かしてほしいことについてはこう答えた。それは、自身が望み続けてきたステージに果敢に挑み続けたからこそ出た言葉だった。
「まだまだ門戸は狭い領域だと思います。ただ、そこで諦めるのではなく、まず門を叩いてみてほしいです。今は他の業界にいたとしても、中途で入って行けるルートが構築されつつあると思うので、自分の長所をしっかりつくり上げていただきたいです。
あとは入ってゴールではなく、みんなが”自分がここで活躍できる”ところまで成長していければ、我々の業界も発展していくと思います」
次代のスポーツに必要なのは”共創”