目標は関東リーグ昇格!國學院大学サッカー部の挑戦! 〜その2 ・選手インタビュー〜
東京都大学サッカー連盟1部に所属する國學院大學蹴球部。関東大学リーグ昇格という悲願成就のため日々奮闘する國學院大學蹴球部ですが今年は新たにクラウドファンディングに挑戦します。
今回、選手を代表して、金子大晟主将、村上渉副主将、高橋泉伎副主将に熱いお話を伺いました。
コロナ禍で気付かされたサッカーへの感謝
–2020年初頭から新型コロナウィルスによって世の中に様々な影響が出ていますが、國學院大学蹴球部は現在どのような練習をしているのでしょうか。
金子主将:現在は練習を行なえていますが、最初の緊急事態宣言による自粛期間中は全体トレーニングが出来ませんでした。
当時zoomというアプリが有名になり始めていたので、それぞれの自宅からオンラインでトレーニングに取り組みました。
–オンライントレーニングで苦労したことはありましたか?
金子主将:オンライントレーニングは仲間の表情が見えづらいため、最初は実際に顔を合わせる練習とのギャップに苦労しましたね。
トレーナーの協力が得られ、家でできる体幹トレーニングなど週2〜3回の頻度で筋トレが継続できたのは良い経験でした。
村上副主将: 当時3年生になったばかりだったのですが、この時期を勝負だと考えていたので、シーズン初めに活動できなかったことはすごくストレスで落ち込みました。
その時に週に2〜3回だけでも、チームのみんなとオンラインで顔を合わせてコミュニケーションを取れたことは今振り返ると希望でした。
みんなにとっても非常に良い時間になったんじゃないかなって思います。
–良いオンライントレーニングの時間が過ごせたようですが、久しぶりにグラウンドでの練習が再開した時はどうでしたか?
金子主将:様々な試合の中止が考えられたんですけど、サッカーはリーグ戦も開催できることがわかり、みんなやる気に満ち溢れていたと思います。
試合まで練習期間が少ない中での活動でしたが、チームとして勝つために必要なことに取り組むことができました。
高橋副主将:再開後も色々な制限はありましたが、みんなで集まって一緒にサッカーができた時は本当に嬉しかったです。
今まで何不自由なく練習ができていた状態は当たり前のことではなく、幸せなことだったというのを実感しました。
村上副主将:現在は感染予防の対策を行いながら、週6日で練習に取り組んでいます。
悲願・関東リーグ昇格!多角的な強化の取り組み
–國學院大学蹴球部の悲願である関東リーグ昇格への挑戦についてですが、現在どんな取り組みをしていますか?
村上副主将:去年12月末に関東リーグ昇格の決定戦まで行くことできたのですが、力の差を見せつけられる結果となってしまいました。
その時の悔しさを今でも思い出します。今シーズンは不足していたフィジカル面を強化するため、チーム全体で積極的な体作りに取り組んでいます。
–力の差を克服するための体作りに取り組まれているということですが、他に強化していることはありますか?
金子主将:精神的面ではチームの一体感を目指した取り組みを行なっています。
昨年はカテゴリーのトップとアンダーで一体感が不足し、バラバラになってしまった一面があったので、今年は一人一人の当事者意識を大切にしています。
チームの中に班体制を作り、話し合いをしっかり重ねることで、全員がチームに関わっているという意識作りとチームの団結力強化を目指しているんです。
歴史を変えろ!國學院大學蹴球部を次のステージへ!
–國學院大學蹴球部にとって関東リーグはどんな存在なのでしょうか。
村上副主将:國學院大學蹴球部は東京都リーグの1部に所属しているのですが、関東リーグとの間には大きな力の差があるんです。
國學院大學蹴球部にとって関東リーグ昇格というのは非常に大きなこと。
歴史を変えられると言っても過言ではありません。
–歴史を変えるための大きな挑戦なんですね!
金子主将:自分が入部した時から國學院大學蹴球部は東京都リーグの一部に所属をして関東リーグ昇格に挑戦し続けてきました。 10年くらいずっと同じステージにいるので、今ここで昇格しないと次が見えてこないという危機感を感じています。
國學院大學蹴球部の歴史を変えて卒業して行きたいと強く考えているんです。
高橋副主将:國學院大學蹴球部の可能性をより広げていくためには関東リーグ昇格は必要不可欠。國學院大学蹴球部を大きくするための力になりたいと思っています。
支えてくれた人たちに届けたい感謝の気持ち
–コロナ前後で変化したことはありますか?
高橋副主将:先ほども言ったように今まで当たり前のようにサッカーができていたことは普通ではなかったという気付きがありました。 今はサッカーできることに本当に感謝をしています。
–具体的にはどんなことに感謝を感じたのでしょうか。
金子主将:サッカーをするために、たくさんの人の支えがあることを改めて実感しました。
今までどれだけ恵まれてたか気付けたのは良い機会だったと思います。
今は1日1日を大切に練習に取り組んでいます。
村上副主将: サッカーの面白さって、試合でのサポート応援の存在も大きいと思うんですが、コロナ禍での試合は最低限の人数しか入場できず、試合から応援がなくなりました。
家族やOBから応援してもらえていたのも当たり前ではなかったんですよね。
自分たちのサッカーが恵まれていたことに気付きました。
チームのスタッフがオンラインで試合のライブ配信をし、後輩や家族に発信してくれたのですが、そういった取り組みにも本当に感謝しています。
現在練習風景などのSNS発信を強化しているので、そういうところで家族やOB、関係者に活動を届けられればと思います。
確かにサッカーの試合の面白さは応援も魅力の一つ。それが新型コロナウィルスの影響で不可能になってしまった今、出来ることを出来るだけ挑戦してみようという、パワフルな姿勢には目を奪われてしまいます。
蹴球部一人一人が作り上げる勝利への組織
–國學院大學蹴球部の注目ポイントについて教えてください。
村上副主将:サッカーで結果を出すための取り組みはもちろんですが、チームを成長させるために行っている広報活動などにもぜひ注目してください。
こういった活動は社会に出ても通用するところがあると思っています。
SNSでの発信や今回取り組んでいるクラウドファンディングなど、地域の人はもちろんたくさんの人と一緒に活動していくというのは他の学生チームにはあまりない取り組みではないでしょうか。
サッカー選手として、大学生としてそういった活動にも力を入れて取り組んでいます。
—サッカー以外の取り組みにも注目ですね!具体的にはどのような活動をしているのでしょうか。
金子主将:國學院大學蹴球部には様々な班があります。
試合を分析して活動に生かす分析班や、地域活動をする班、マネージャーなど。サッカーをプレーするだけじゃない活動の場が他にもあるんですが、力を合わせることでチームが強化され、勝利に繋がると思っています。
高橋副主将:他にもメンタルトレーニングとか目標設定の面での活動であるとか、チームみんながチームを強くするため、良くするために積極的に動く。そんな人がたくさんいるというのは本当に國學院大學蹴球部の強みです。
國學院大學蹴球部は絶対に強くなっていきます。
クラウドファンディングへの思い
––最後にクラウドファンディングへの思いを教えてください。
村上副主将:新型コロナウィルスの影響で直接グランドに来てもらうことが難しくなっていますが、自分達はピッチ内外で様々な取り組みをしているので、ぜひ注目してください。國學院大学蹴球部は絶対にもっと大きく強くなっていくので、応援、ご支援の程よろしくお願いいたします。
高橋副主将:國學院大学蹴球部はどんどん色々なことにチャレンジをしていきます。もっともっと強く大きくするために取り組んでいきますのでぜひ皆さんにもお手伝いをして頂けたら嬉しいです。
金子主将:これからもっと注目されるチームだと自信を持って言えます。挑戦のため、ご支援よろしくお願いします。
國學院大學蹴球部の皆さん、ありがとうございました。
コロナ禍の影響で気付かされたサッカーへの大きな感謝を抱え、悲願の関東リーグ昇格を目指す國學院大學蹴球部。今後の活躍にぜひ注目してください!