「防御率」より「K/BB」、「完投」より「QS」 投手記録の「価値観」も大きく揺れ動いている
広尾晃のBseball diversity 野球の記録は「打撃」「投球」「守備」の3つの分野に大別される。このうち、個人記録が表彰されるのは「打撃」と...
「福祉大、仙台大を倒す」実現へ 宿敵から7年ぶり勝ち点…生まれ変わりつつある東北学院大
ジャイアントキリングではない。実力で勝ち点を奪い取った。仙台六大学野球秋季リーグ戦第3節で東北学院大が仙台大に連勝。東北学院大が仙台大相手に勝ち点を挙...
「打率」「打点」から「OPS」へ、価値観が変動しつつある野球記録
広尾晃のBaseball Diversity 野球は「記録のスポーツ」と言われる。19世紀半ばに東海岸で盛んになった野球は、当初から多くのチームが各地...
秩父宮ラグビー場でアメフト初開催「最高の箱が競技の素晴らしさを伝えてくれる」
アメフト・Xリーグ開幕戦が、8月29日(金)に“ラグビーの聖地”秩父宮ラグビー場(以下秩父宮)で行われた。 富士通フロンティアーズ (以下フ...
スポーツの“文化”を作るのは選手だけではない 北海道イエロースターズが醸成する「境界線のない一体感」
境界線のない一体感--。男子プロバレーボールチーム「北海道イエロースターズ」が思い描く理想だ。プロスポーツとあって、コートと客席の間に一線を引くチーム...
欧州のサッカーチームでプレーする夢の実現に向けて―同朋高校サッカー部監督 森岡優介―
愛知県名古屋市にある同朋高校サッカー部は、ドイツリーグ1部のボルシア・メンヒェングラートバッハ(以下、グラードバッハと省略)とパートナーシップ契約を締...
アダム・ウォーカー(神奈川フューチャードリームス)「チームの勝利が全てで、本塁打は“エクストラ(=おまけ)”」
アダム・ウォーカーは、ルートインBCリーグ・神奈川フューチャードリームス(以下BC神奈川)に欠かせない存在となっている。日米での豊富な経験を活かし、グ...
いじめ後遺症の先でみた光――Jリーガー小川大貴、もうひとつのピッチ
深夜2時。授乳を終えたばかりの息子が、ようやく眠りについた。小川大貴は、テレビのリモコンに手を伸ばした。 NHKのドキュメンタリーが始まったばかりだっ...
生きなおしのピッチ――小川大貴、「いじめ後遺症」と歩んだひとりのJリーガー
(※本記事にはいじめに関する詳細な内容が含まれます/敬称略) 右サイドでボールを受けた時、小川大貴の脳裏には幾つものシナリオが浮かんでいた。いつも通り...
「野球がしたい」中学生よ、集まれ ― 富山西部ベースボールクラブの挑戦
部活動に代わる、新たなクラブチームの誕生 2025年8月、富山県富山市内の中学校の校庭で、うだるような暑さを吹き飛ばすかのように、元気に野球の練習に励...
大学時代「公式戦登板ゼロ」でも社会人野球で輝ける 都市対抗東北2次予選で再スタートを切った男たち
大学野球の舞台で輝けなくとも、腐らなければ輝ける時が来る。社会人野球にはグラウンドでそれを証明する選手たちがいる。第96回都市対抗野球大会東北2次予選...
ミュージシャン・HARTYが力説「音楽はアスリートにとってプラスでしかない」
ミュージシャン・HARTYの楽曲には、スポーツに特化したものも多い。聴くものの心を鷲掴みにしてくれるストレートな表現のベースには、「音楽を味方にすれば...
中学硬式野球にも様々な課題が
広尾晃のBaseball Diversity 中学野球界では、中体連に所属する中学野球部の競技人口が、15年前に比べて60%近くも減少したことは、前回...
「悔しい気持ちの方が大きかった」…日本一の瞬間に立ち会った東北福祉大下級生が臨んだ“負けられない”新人戦
「福祉は強くなきゃいけない。プライドを持って戦おう」――。第74回全日本大学野球選手権大会で7年ぶり4度目の優勝を果たした東北福祉大。歓喜の日から1週...
「ライオンズ整形外科クリニック」球界初のクリニック運営が果たすミッションはチームの発展と地域への恩返し
昨年4月1日に開業した「ライオンズ整形外科クリニック」。 プロ野球チームがクリニックの設立に関わり、かつ運営するというのは球界初の取り組みである。開業...
「東京ドームでの4打席連続三振は忘れたことがない」ハナマウイ・道上季生
アスリートには、「忘れられないあの時」が存在するはずだ。野球クラブチーム・ハナマウイ(千葉県富里市)でプレーする道上季生(ミチウエキオ)にとっては、野...
複雑な組織、部員減少、曲がり角に立つ「中学野球」
広尾晃のBaseball Diversity 中学校は、1947年の学制改革によりできた中等教育学校だ。小学校6年と中学校3年は「義務教育」になってい...
「エースならば先制点を取られてはいけない」 東日本国際大・阿字悠真が背負う“背番号18”の重み
大学野球においては「背番号18」をエースナンバーとする大学が多い。東日本国際大の阿字悠真(4年=滋賀学園)はそのエースナンバーを背負い、神宮のマウンド...
福岡県立修猷館高校野球部OB・鴛海秀幸氏「考え続け、挑戦を止めないことを学んだ3年間」
高校時代のさまざまな経験が人生に大きな影響を与えることは多い。現在、野球レッスンやアスリートマネジメント等を行なう『株式会社shake hands』を...
「いつ野球が終わってもおかしくない」 七十七銀行のルーキー・後藤佑輔が鮮烈デビューに満足しないワケ
大学4年間で大きく成長を遂げた左腕が、社会人野球の舞台でも輝きを放っている。七十七銀行の後藤佑輔(22=東北工業大)。1年目ながら早くも先発の軸を担っ...
元なでしこ天野実咲~ドイツの女子サッカーチームで1部昇格を目指して奮闘中
サッカー大国の1つとして知られるドイツ。男子サッカーの人気が高いのはもちろんのこと、近年は女子サッカーの人気も向上している。 そのドイツに渡り、選手と...
在日朝鮮人のプロサッカー選手・韓浩康~日朝韓の高校生に夢に挑戦するキッカケを届ける~
在日朝鮮、日本、韓国の高校生たちを招待して行うサッカー交流イベント・ミレロフェスティバル(MIRERO FESTIVAL)が今年12月に開催予定とな...
大分トリニータの挑戦!クラブ強化につながる環境改善を~梅崎&町田選手に聞く~
2023年、大分トリニータは「今年こそ」の思いでJ1復帰を目指すとともに、課題のひとつであった施設の環境改善にも取り組む。 特にクラブハウスは全体的に...
大分トリニータ・小澤正風代表インタビュー 大分から世界へ羽ばたく育成型クラブになるために
7月6日現在、J2で第3位につける大分トリニータ。昨年はJ1への昇格争いを盛り上げたチームである。 そんな大分トリニータは、...
オシム監督がジェフ市原千葉に残したものートップチームマネージャー (当時)の加藤豊氏に聞くー
2022年に亡くなったイビチャ・オシム氏は、2003年から2006年までジェフユナイテッド市原・千葉(以下ジェフ)の監督に就任し、200...
大分トリニータ・松本怜CROに聞く「共創」の先に見据えるゴールと地域への思い
「サポーターと共創しJ1へ復帰すること、これが今年のトリニータが目指すゴールです」 大分トリニータの松本怜CROは、そう力強く語ってくれた。 松本氏は...
オシム監督のレガシーを受け継ぐ、「奇跡」の時間を過ごした者たちの思い~オシムチルドレン座談会(後編)
イビチャ・オシム氏の薫陶を受けた「オシムチルドレン」の一員である佐藤勇人さん、羽生直剛さん、山岸智さん、水野晃樹さん、ジェフユナイテッド市原・千葉時...
過酷かつ複雑…「型にはまらない」オシム流トレーニングの真相~オシムチルドレン座談会(中編)
イビチャ・オシム氏の薫陶を受けた「オシムチルドレン」の一員である佐藤勇人さん、羽生直剛さん、山岸智さん、水野晃樹さん、ジェフユナイテッド市原・千葉時...
「リスクを恐れず、選手を成長させる」常識を覆し続けた外国人監督~オシムチルドレン座談会(前編)
Jリーグのジェフユナイテッド市原・千葉、サッカー日本代表で監督を歴任したイビチャ・オシム氏。日本を去ってからも、そして昨年5月に亡くなってからも、オ...
渋谷×サッカー SHIBUYA CITY FCが創るフットボールというコンテンツ
日本が世界に誇るカルチャー発信地、渋谷。その渋谷とサッカーが同時にイメージされることは少ないだろう。しかし今、渋谷×サッカー(フットボール)という新た...
和菓子クオリティの美味しいあんこがアスリートのパフォーマンスを向上させる
和菓子等で使用される「あんこ」がスポーツ界にも革命を起こしつつある。あんこ摂取によって肉体改造、エネルギー補給、集中力維持など多くの効果が確認されてい...
「フィリピンで得た学びを今後に役立てる」関メディベースボール学院総監督・井戸伸年氏
野球専門校・関メディベースボール学院中等部(以下関メディ)の勢いが止まらない。「ポニーリーグ」加盟2年目の今季も、育成と結果(=勝利)の両方にこだわり...
「オレンジアーミーフェスティバル2024」クボタスピアーズ船橋・東京ベイの聖地えどりくでつくられた”夢体験”
13日、スピアーズえどりくフィールド(江戸川区陸上競技場)で行われた「オレンジアーミーフェスティバル2024」。 クボタスピアーズ船橋・東京ベイの選手...
アメフト・品川CCブルザイズ「動き続けることで、グレーター品川のヒーローに近付けるはず」
アメフト・X1AREA・品川CCブルザイズ(以下ブルザイズ)が掲げるのは「グレーター品川のヒーロー」になること。地域に深く根付くことがチームのプレー環...
コロナ禍で来日、言葉の壁を乗り越え…柔道女子57キロ級グアム代表のマリア・エスカノ(仙台大)がパリ五輪に挑む
7月26日に開幕するパリ五輪の柔道女子57キロ級に、仙台大4年のマリア・エスカノ選手(22)がグアム代表として出場する。国籍はアメリカで、出身は韓国...
『愛し愛されるチーム』を目指す大阪公立大学女子ラクロス部の挑戦
『応援されるチーム』から『愛し愛されるチーム』へ 2022年4月、大阪府立大学と大阪市立大学が統合され、大阪公立大学が誕生。大阪府立大学には女子ラク...
「グローブにも第二、第三の人生を歩んで欲しい」野球グローブの修理・リメイク専門店Re-Birth
野球グローブの修理・リメイク専門店Re-Birthが注目を浴びている。 使い古されたグラブが新たな生命を宿し時代を超えていく。世界的課題のSDG’sだ...
「当てて倒すために闘う」フルコンタクト空手は最高に熱い
「来年5月にはWFKO第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会の開催も決定しました。選手、関係者が一丸となって着実に前進しています」 全日本フルコン...
成城大学アイスホッケー部―たくさんの笑顔と共に、100周年を迎えるために―
新型コロナウイルスの脅威はほぼ過ぎ去ったものの、その影響というのはいまだに暗い影を落としている。その一つが、大学の体育会の部活動である。部員の減少や物...
法政大学アイスホッケー部、「四冠達成」を成し遂げ、名門復活目指す
法政大学アイスホッケー部(以下法政大)の新シーズンが始まった。人気低迷など逆風が吹くアイスホッケー(以下IH)界だが、前だけを見て歩み続ける同部の現在...










